5月6日のチャールズ国王の戴冠式──ゲストや場所etc.、その詳細とは? (2024)

戴冠式はいつ行われる?

伝統的に前国王が亡くなった後、国は一定期間喪に服さなければならない。そのため、チャールズ国王の戴冠式は数カ月先となる。バッキンガム宮殿の発表によると、戴冠式は2023年5月6日(現地時間)の午前に行われる。この日は、故エリザベス女王の戴冠から70年目を迎える6月よりも、1カ月前ということになる(女王は1952年2月6日に即位したが、1953年6月2日まで戴冠しなかった)。

戴冠式の日は祝日になる?

エリザベス2世のときと同様、チャールズ3世の戴冠式の日も祝日となる。ただし、今回の式は土曜日に行われるため、政府は翌週の月曜、5月8日を振替休日にすると発表している。

戴冠式が行われる場所は?

過去900年間、舞台はウェストミンスター寺院となっており、チャールズ3世の戴冠式もこの慣例から外れることなく行われる。

戴冠式の内容は?

バッキンガム宮殿の声明によると、内容は「1000年以上に渡り同様の形式で行われており、今回も核となる要素は変わらない予定」としながらも、今回は「今日の君主の役割反映し、未来に目を向けたものになる」という。この点からも、エリザベス女王のときとは明らかに異なるものになりそうだ。

英「テレグラフ」紙によると、戴冠式はコードネーム「オペレーション・ゴールデン・オーブ(金の宝珠作戦)」の名で計画されており、「よりスマートに、よりモダンな君主制」という近代的な新君主のビジョンを反映したものになるという。3時間に及んだエリザベス2世のときよりも短く、予算も削減される(費用は政府負担のため、国王は『コストパフォーマンスの良い式』を希望していると伝えられている)。 また、国民の民族的多様性をより正確に反映させるため、さまざまな信仰やコミュニティの代表者たちが列席するとみられる。

そのほかの儀式は、チャールズ国王が戴冠式の宣誓を行い、聖油で清められ、宝珠と杖を受け取り、カンタベリー大司教の手で頭に聖エドワード王冠を置かれるという、エリザベス2世のときとほぼ同じ形で行われる。

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